2010年10月13日水曜日

海外の代理購入業、市場規模が1400億円に達する見込み―中?

2010年8月5日、中国新聞社によると、近年、中国の海外代理購入市場がインターネット上の小売市場全体の成長を遙かに上回る速さで成長を続けている。

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中国電子商務研究センターによる報告書では、2010年6月までに中国の海外製品代理購入業の取引規模はすでに78億2000万元(約994億円)に達しており、年末までの取引規模は110億3000万元(約1402億円)に上る見込みとなっている。代理購入で最も人気が高いのは化粧品、粉ミルク、服飾品、電子製品、食品、スポーツ器具など。特に化粧品と粉ミルクの人気は高く、取引全体の45%を占めるという。

税関総署が発表した今年9月1日からの新規定では、個人による海外からの郵送物は金額が50元(約635円)を超えると関税が免除されないため、代理購入業の成長が短期的には鈍る可能性も指摘される。ただ、価格やブランドへの信頼感から長期的には好調が維持されると見られている。

好調が続く代理購入業だが、多くは個人が海外で買い付けているため品質や輸送、関税、アフターサービスなどの面で問題も多く、政府による何らかの対応が必要とする見方もある。(翻訳?編集/岡田)


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引用元:三國志 専門サイト

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