2011年3月8日火曜日

<背任容疑>富士ソフト元社員を逮捕 換金目的で架空受注

 大阪府警捜査2課と東署は10日、換金のために架空受注でパソコンを納めさせたとして、電子機器販売会社、富士ソフト(横浜市、東証1部)元営業課長代理の下釜匡則(まさのり)容疑者(42)=大阪市西成区南津守4、懲戒解雇=を背任容疑で逮捕した。東署によると、架空受注の総額は06年3月に発覚するまでの約1年だけで約4億円に上る。「住宅ローン返済や生活費に充てた」と認めているという。

 逮捕容疑は、大阪市中央区の事業所に勤めていた06年3月、架空受注でパソコンを仕入れ、富士ソフトに代金約2700万円の損害を与えたとしている。パソコン122台は倉庫用に借りたマンションに保管し、中古パソコン店で計約2100万円で換金していた。

 東署によると、下釜容疑者は発覚を免れようと、決済期限が迫ると代金を払っていた。富士ソフトが同年5月、府警に告訴した。

【安藤龍朗】

引用元:吹田市歯科の総合情報サイト

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